よくあるつまずき
面接の時間の大半が「これまで何をしてきたか」の確認に使われ、入職後に何が起きるかの予測に使われていない、という状態は珍しくありません。
判断の枠組み
定着を左右するのは、能力の高さだけではなく、次の3点です。
- 仕事の進め方の好みと、現場の進め方の相性
- 困ったときに助けを求められるか
- 期待と現実のずれを、入職前にどれだけ共有できたか
具体的な質問例
- 「これまでの仕事で、うまくいかなかった場面を一つ挙げるとすれば、どんな場面ですか」
- 「そのとき、誰に何を相談しましたか」
- 「入職後に、最初の1か月で戸惑いそうなことは何だと思いますか」
質問の意図は、答えの正しさを評価することではなく、困りごとの扱い方を知ることです。
業界・規模別の注意点
複数拠点を運営する組織では、拠点ごとに「うまくいっているやり方」が異なります。採用基準を法人全体でそろえつつ、配属先の現場の進め方を面接で伝えることが、初期のずれを減らします。
まとめ
面接は選別の場であると同時に、期待をすり合わせる場です。すり合わせが不足したまま入職すると、能力が高い人ほど早く違和感に気づきます。